「花の貌(かたち)」
移ろいゆく季節のほんのわずかな合間、美しく咲く花。
力強く蕾をつけ、花弁を披き、枯れ行く姿を写真にのこす。
そんな写真を、伝統ある越前和紙にプリントする。
「花の貌」はそんな”かたち”で表現しました。
ときに、野に咲く姿そのままに。
ときに、スタジオに持ち込み光をあてて。
花の美しさ、たくましさ、儚さを写しこむために様々な試みをしています。
越前和紙の風合いを生かし、
ときに、日本画の様に。
ときに、洋画の様に。
ときに、鉛筆画のデッサンの様に。
でも、写真でありたい。
日々眺めていただいて、気持ちのささくれを癒してくれるような、そんな作品をお届けしています。
作品は全て顔料インクによるアーカイバルプリントとなっております。作者のサインと作品証明書がそえられています。

Toshi Ogasawara
職業:写真家
主な仕事は、日本の伝統文化・文化財の撮影。 茶道関係の撮影は20年以上。
「和花」の撮影がライフワークとなりつつあり、「越前和紙」にプリントしたものを、シリーズ「花の貌(かたち)」を作品として発表している。 独自の視点と技術を磨きながら、奇をてらいすぎず、感動や発見を写真を通じて伝えていきたい。
経歴
公益社団法人日本写真家協会会員
東京工芸大学卒業後、写真家・安達洋次郎氏に師事。
2010年4月、「スタジオ桜」を設立。
写真展
2013年 マタニティフォト写真展(大津市、近江八幡市)
2016年 写真展「みほとけ巡礼」(京都市)
2021年 写真展「花の貌」(KG+)
2023年 写真展「花の貌Ⅱ」(KG+)
2023年 写真展「花の貌」(金津創作の森美術館)
2024年 写真展「花の貌III」(THE 9X OSAKA)
ほか、グループ展参加多数。